12日午後、東海地方は一時的に強い雨と雷に見舞われ、名古屋市では国道1号が冠水したほか、公園の木が倒れました。

12日午後3時ごろ、名古屋市内では突如、大雨と雷が。
1時間に20ミリを超える強い雨を観測したほか、愛知県蟹江町でも30ミリを超える激しい雨が降り、各地で大雨となりました。

12日午後3時過ぎに名古屋市中川区の国道1号で撮影された映像では、道路が冠水しているのがわかります。

名古屋市中区の千早公園では午後3時15分ごろ、高さ15メートルほどの木が倒れ、フェンスや街路樹をなぎ倒しました。
木が倒れた先には千早小学校があり、ふさがれた道路は通学路です。
この小学校では午後2時50分ごろから停電し、授業は中断。児童は午後4時ごろ教員が付き添って集団下校を行いました。
今のところ、けが人はいないということです。

名古屋の中土木事務所によりますと、倒れた木は「シンジュ」という種類。倒木があった時間は、雷や雨が激しくなっていて、その影響とみられています。
倒木の影響で、付近の住宅約1300戸が一時停電しました。