「名古屋とウクライナの星はつながっています」
(天体解説)
「名古屋とウクライナの星は同じように、こうしてつながっています」

ふるさとウクライナに思いを馳せながら眺めてもらいたい星空。名古屋市科学館が21日に行ったプラネタリウムの特別プログラムです。

現在、愛知県内で生活するウクライナからの避難民と、その家族たち、38人が招かれました。

(名古屋市科学館 桑原英郎副館長)
「ウクライナの星空を再現できるので、心のケアの部分でプラネタリウムをご案内できればいいなと」
(天体解説)
「名古屋では(北極星が)35度のところにあります」

学芸員の解説を受けて、ウクライナ語で通訳しながら、名古屋とウクライナの首都キーウの夜空を投影する45分の天体ショーです。
(天体解説)
「50度、ウクライナ キーウの空になりました」
星座の位置は緯度によって変わりますが、見える星は、同じ北半球…名古屋でも、
およそ8000キロ離れたウクライナでも変わりません。
(ザポリージャから避難 イロナ・レブチェンコさん)
「日本とウクライナは遠く離れているけれども、空でつながっていることを実感しました」
星に願いを…一刻も早く平和なウクライナに戻って欲しいと、名古屋から祈るひとときでした。










