愛知県は特別支援学校での教室不足や長時間通学を解消するため、2027年に新たに2校の開設を目指して整備を進めると発表しました。

愛知県の大村知事は2日の会見で、知的障害のこどもを対象にした特別支援学校を豊田市内に、体が不自由な子供を対象にした学校を名古屋市天白区に新たに設置することを明らかにしました。

県内の特別支援学校では、これまで児童数の増加により教室不足や長時間の通学が課題になっていて、豊田市と天白区から学校新設の要望が出されていました。

今回の新設により、これまで最大1時間半近くかかっていた通学時間が、30分ほど短縮されるということです。

県は2校の整備費用として、約2億2400万円の補正予算案を6月の議会に提出します。