将棋の藤井聡太六冠が最年少で名人と七冠になるのでしょうか。

長野県高山村で行われている大一番の「名人戦第5局」の決着を前に、藤井六冠の地元・瀬戸市の盛り上がりは、さらに高まっています。


藤井六冠が渡辺明名人に挑戦する名人戦七番勝負。

ここまで3勝1敗の藤井六冠がタイトル獲得まであと1勝に迫った第5局は、5月31日から長野県高山村の老舗旅館「藤井荘」で行われています。


藤井六冠は1日勝てば羽生善治九段以来、史上2人目の七冠制覇を最年少で達成。

さらに谷川浩司十七世名人の最年少名人の記録を40年ぶりに更新します。

藤井六冠が歴史を塗り替えるか。

4連覇を目指す渡辺名人が望みをつなぐか。

1日夜、決着する見込みです。


そんな大一番のパワーになった藤井六冠の勝負めしは「信州蕎麦と天麩羅膳」でした。

おやつは旬のフルーツを使ったロールケーキと地元特産のりんごジュースでした。

そして、もう一つのパワーの源が地元・瀬戸市の応援。

ファンの熱も高まっています。


(熊本から来たファン)
「信じて応援するだけ。ぜひ、きょう決めてもらいたい」
(東京から来たファン)
「きょうは朝からドキドキしている。絶対(タイトルを)取ってほしい。応援している」
(瀬戸市のファン)
「私たちは藤井六冠を全力で応援している。藤井六冠に勝ってもらいたい」