岐阜県高山市で、色とりどりのクリンソウの花が見頃を迎えています。

クリンソウは、サクラソウ科の多年草で、茎を中心に輪になって幾重にも花が咲き、仏閣の屋根の飾り「九輪(くりん)」に似ていることから、その名が付きました。


高山市の宇津江四十八滝にある山野草花園では、3.5ヘクタールの園内におよそ15万本のクリンソウが、赤紫や白、濃いピンクなど色とりどりの愛らしい花を咲かせ、見頃となっています。


ことしは春先の暖かさの影響で、例年より1週間ほど早く開花し、訪れた人たちは斜面を彩る花の絨毯をゆっくり眺めたり、写真に収めたりして楽しんでいました。

見頃は6月中旬頃までということです。