愛知県岡崎市長の政治団体事務所を巡る違法な建築問題で、市がボーナスを50%減額する条例案を来月の市議会に提出することがわかりました。


問題となっているのは、愛知県岡崎市の中根康浩市長の政治団体が、2008年ごろから市内に構えていた事務所です。

この場所は、環境保全などの目的で開発を抑制する「市街化調整区域」に指定されていて、市が許可しない限り、原則建物は建てられませんが、事務所側からの許可申請はなかったということです。

中根市長は、この問題を受けて、ことし6月に支給される予定だった約290万円のボーナスを50%減額することを決め、岡崎市は条例案を6月の市議会に提出するということです。

条例案が可決されれば、6月30日におよそ145万円のボーナスが市長に支給される予定です。

また、問題となっていた事務所は、5月2日に撤去されていることが確認されたということです。