17日から農業用水が止まっていることで、夏場に収穫を迎える西三河地域の農家にも不安が広がっています。
愛知県安城市で、年間2.5トンのナシを出荷している果樹園「甘水園(かんすいえん)」では、農業用水が止まったことで、大きな影響が出ています。
(甘水園 猪飼孝志さん)
「防除で大量に水(農業用水)を使うので、致命傷になる可能性がある」

収穫は7月中旬ですが、この時期は病気や虫を防ぐ薬剤を水に混ぜて撒いています。
知人の井戸から水をくんで対応していますが、さらに収穫前にはスプリンクラーで大量に水をやる必要があり、不安は尽きません。
(甘水園 猪飼孝志さん)
「水は生命線。極端に言えば一週間で出てほしい(一週間が)我慢の限界」