三重県が発送した、令和5年度の自動車税納税通知書の金額部分に一部、印刷のズレが生じ、金融機関で納付ができなかった納税者がいたということです。


三重県によりますと、印刷にズレが生じたのは、5月9日から順次発送している納税通知書で、いずれも法人の3社、33台分、33枚の通知書です。金額の印刷が、枠からずれていました。


送付された3社のうち1社から10日に、「金融機関で納付しようとしたところ、使用できなかった」と連絡があり、調査したところ、印刷ミスが判明したということです。


三重県は納税通知書の印刷を外部委託していて、今回は、委託された印刷会社の印刷機に不具合があったということで、県の担当者は、「今後検品を増やし、印刷会社には再発防止策を提出してもらい、しっかりとチェックしていく」と話しています。

今のところ、他の納税者からの印刷ミスの連絡は入っておらず、もし納税通知書に印刷ズレがあった場合は、最寄りの県税事務所に連絡してほしいということです。