5月14日は「母の日」です。贈り物として定番のカーネーションは近年、品種改良が進み、 多くの色の種類が販売されています。そんな中、カーネーション以外の花も人気だといいます。

(名古屋園芸 小笠原誓社長)
「(Q全てカーンション?)そうです。ここにあるのは全部カーネーション」
(記者)
「ものすごい数のカラーバリエーション!」
名古屋市中区にある「名古屋園芸」。
店内には母の日の贈り物として、多くのカーネーションが並びます。
この店では33種類。定番のピンク系のものから、緑や紫など、様々な色のカーネーションが販売されていました。


今年のカーネーションの価格は、前の週は例年の5%ほど上がっていたといいますが、母の日に向けて供給が増えて出荷量が安定したことから、12日には例年並みの価格になってきたといいます。
そうした中、母の日の贈り物として、カーネーション以外にこんなものも!
(名古屋園芸 小笠原誓社長)
「これはアジサイ」

季節の花「アジサイ」の鉢植えも人気なんだそうです。
ラインナップには「ブルーベリー」も。実がなっている状態で販売されています。
来月には収穫できるとのことで、お母さんたちとしては、贈られて二度嬉しい、というわけです。

お店で皆さんに伺うと「去年とは違ったものを贈りたい」という声が聞かれました。
(客)
「ベゴニアです。去年は観葉植物でしたが、母にピッタリなのと、見ていて元気になりそう」

カーネーション一辺倒の時代ではないようです。
いずれにしても、母へ伝えたい感謝の気持ち。
去年までとはコロナの感染状況も改善され、「手渡したい」というマインドも街で高まっているようです!

(名古屋園芸 小笠原誓社長)
「コロナ禍でお母さんの所へ行けなかったという話をよく聞いたが、(ことしは)直接自分たちでお花を持っていく人が多いのではないか。母の日は毎年(売り上げが)堅調で、母は強しですね」

