名古屋市内の主な百貨店が4月の売上高を発表し、ジェイアール東海高島屋が7か月連続で過去最高売り上げを更新しました。

ジェイアール東海高島屋が発表した「ジェイアール名古屋タカシマヤ」と「タカシマヤゲートタワーモール」などを合わせた4月の売上高は前年同月比で10.2%増え、143億1900万円で、売り上げ、入店客数ともに前年同月を上回り、4月単体で過去最高売り上げを更新。これで単月の売上げは7か月連続で過去最高を更新しました。
マスク着用緩和による行楽、イベント等の再開で外出機会が増え、紳士雑貨、ラグジュアリーや食料品をはじめとして全体的に好調となりました。
また、松坂屋名古屋店も新型コロナ制限緩和に伴い客足が回復し、宝飾品や時計が好調で、前年同月比で12.5%増の93億6500万円で、21か月連続の増収となりました。
名古屋三越の栄店(ラシックなどを含む)は5.4%増の49億7000万円となりました。売上げは2019年4月比で16%減、客足もおよそ30%減ですが、婦人服のワンピースが前年の1.8倍、トラベル需要で高級ラゲッジが2倍と好調となっています。
名鉄百貨店本店は入店客数が前年より10.5%増となりましたが、物産展の会期の変更などが影響し、前年同月比で1.5%減の27億700万円となっています。