将棋の藤井聡太六冠は、4月28日と29日に行われた名人戦第2局に勝ち最年少での名人獲得、史上2人目の七冠達成に大きく前進しました。
一方、5月6日は名古屋の料亭で叡王戦第3局に臨みます。勝負めしが一足早く公開されました!
5月6日、藤井六冠が臨むのはタイトル3連覇を目指す防衛戦、叡王戦五番勝負第3局です。
4月23日、名古屋東急ホテルで行われた第2局では菅井竜也八段が勝ち、現在1勝1敗のタイ。次の第3局は勝った方がタイトルに王手をかける正念場です。


その盤上の戦いの舞台は名古屋市東区の料亭「か茂免(かもめ)」。芸能人や政財界のVIP達も訪れる老舗です。


対局が行われる部屋は、こちら!


(記者)
「大きな窓から庭の緑が見えるこの大広間で対局が行われます」
この部屋でおととしの叡王戦でも対局した藤井六冠。果たして王手をかけることができるでしょうか?
そして気になるのは、勝負めしも!
藤井六冠はおととしの「か茂免(かもめ)」での対局でスッポン仕立てのスープにきしめんが入った「ぽんきし」を注文しました。
では、今回の「か茂免」ではどんな勝負めしが提供されるのでしょうか? 全7品中3品が5月1日、報道陣に公開されました。

まずはこちら!
ブランド牛「響(ひびき)」のヒレカツ御膳。低温でゆっくり火を通してから揚げ、やわらかくジューシーに仕上げています。

つづいては、こちら!
脂ののった近大マグロと愛知・三河産のクルマエビやあなご、タコ、など海の幸盛りだくさんのちらし寿司です。

そして、3品目はこしのある冷たい三河手延べうどんに、レモンで煮た「あいち鴨」をのせた暑くなる時期にぴったりの一品。

(か茂免 猪口真弥 料理長)
「“愛知県”という食材の筋を通して、藤井六冠と菅井八段の好みの料理も考えながら、おもてなしの心を忘れずに構成しました」
藤井六冠の好物は「麺類」、一方菅井八段の好物は「タコ」。そのあたりを配慮しての献立作りをしたとのことです。
地元愛知での対局の行方とともに、勝負めしも注目の叡王戦第3局は、いよいよ5月6日です。
