ことし2月に国産初のジェット旅客機「スペースジェット」の開発を断念した三菱重工のグループ会社の三菱航空機が社名を変更し、会社のホームページも閉鎖されました。

国産初のジェット旅客機「スペースジェット」は、機体の脱炭素化や海外からの製品調達の難しさ、巨額の資金がかかることから開発が断念されました。
4月25日、その機体の開発を担っていた三菱航空機が、会社名を「MSJ資産管理株式会社」に変更したと発表しました。
親会社の三菱重工業によりますと、社名の変更はこれまで行っていた機体の開発や販売、アフターサービスなどができなくなったためとしています。


新会社は、残っている機体の管理や、機体を契約している航空会社との契約の清算を行っていくということです。
