愛知県警が制作した交通安全ソング。作詞作曲から、歌・楽器演奏・ミュージックビデオ編集まで…そのすべてをなんと警察官が担当しました!


愛知県警が3月発表した交通安全啓発ソング「愛を知る街~DRIVE in AICHI~」。
愛知県警交通総務課 街頭活動指導官の落合実樹警視が作詞し、同じく交通総務課の玉井絢也警部補が作曲しました。
落合警視は中村警察署の交通課長時代に「演歌ポリス」が歌う演歌の替え歌を作詞するなど、県警内では作詞家として名を馳せていて、玉井警部補はギター歴30年以上の実力派。
今回はその2人がタッグを組んで、悲惨な交通事故をなくそうと曲を制作しました。

作詞した落合実樹警視(左)、作曲・演奏の玉井絢也警部補(右) ユニット名は2人の名前から「TAMA・MI」



玉井警部補は歌とギター、ベースの演奏のほか、県内全ての警察署の写真などを使ったミュージックビデオの編集も担当し、キーボードとドラムはそれぞれ天白警察署と西警察署の警察官が演奏したということです。

16日には名古屋市中区の愛知県警本部で、報道陣に向けて玉井警部補がギターを手に生披露しました。

(作曲や演奏を担当 玉井絢也警部補)
「最初のドラムの入りは車のエンジン音みたいなイメージで、そこからドライブがスタートして車が颯爽と駆け抜けていくイメージができるようなリズムで作った。1人1人が思いやりの気持ちを持って運転をしてほしいとの思いが、スーッと皆さんの心の中に入っていくような曲にできたかな」

(作詞を担当 落合実樹警視)
「運転中の焦りやイライラ、スマホを触りたいなという気持ちは運転手にしか止めることができません。取り返しのつかない事態にならないように、ぜひともこの歌を聞いて気をつけていただきたい」

ミュージックビデオは愛知県警のYouTubeで公開されています。