三重県桑名市の工事現場で、去年12月に見つかった不発弾の処理が行われ、無事終了しました。


不発弾は去年12月、桑名市長島町の、国道1号にかかる伊勢大橋の架け替え工事現場で見つかりました。

太平洋戦争中にアメリカ軍が投下したとみられ、長さおよそ180センチ、重さはおよそ1トンということです。

5日午前10時ごろから陸上自衛隊の処理隊が「信管」を取り除くなどし、およそ1時間半後に作業は終了しました。

撤去に伴い、半径およそ300メートルの地域が立ち入り禁止となり、住民およそ200人が避難したほか、周辺の道路で交通規制が行われました。

(桑名市・伊藤徳宇市長〉「事故なく(不発弾の処理が)完了できたことを大変うれしく思っている。ご協力いただきました、全てのみなさんに感謝したい」