突然死の危険もある頻脈「心房細動」の恐怖
<心房細動とは?>
心房細動とは、頻脈の一種で心房が細かく動く不整脈。電気信号の乱れにより心房が1分間に約400回けいれんします。心房細動を放置すると、心房内の血液がよどみ血栓ができやすくなるのだとか。心房内でできた血栓は比較的大きい上、心臓から脳に運ばれて脳梗塞を引き起こす可能性があります。日本の研究では、心房細動が見つかると将来心不全で入院するリスクが約18倍、脳梗塞になるリスクは約5倍に増加するという研究結果も。また、心房細動による脳梗塞は寝たきりになりやすい病気の原因の一つとも言われているそうです。
<心房細動の症状>
心房細動が起こると動悸などが出ることがありますが、気づかないうちに身体がその状態に慣れてしまうと言います。そのため、脳梗塞になってから原因が心房細動と分かるケースもあるのだとか。だからこそ、早期発見には定期検診が欠かせないそうです。
<心房細動の原因は?>
慢性的ないびきは、寝ている間に呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」につながります。睡眠時無呼吸症候群になると、寝ている間に呼吸が止まることで体内の酸素濃度が低下。すると、自律神経が乱れて電気信号が暴走し、心房細動につながる場合があるのだとか。他にも「加齢」「ストレス」「生活習慣病」「心臓弁膜症」も心房細動を引き起こす原因になるそうです。
<早期発見・治療が大切な心房細動の治療法>
先生によると、心房細動の治療には心房細動を止める薬を飲む方法や脳梗塞予防に血液をサラサラにする薬を飲む方法、カテーテル治療をして心房細動を完全に治す方法があるとのこと。カテーテル治療とは、心房細動を起こしている部分を焼く・凍結させるなどで異常な電気の流れを遮断する治療。近年は薬物療法から早めにカテーテル治療をすることによって、なるべく根治を目指す方向にシフトしてきているそうです。心房細動が見つかったら、すぐ循環器内科で相談しましょう。
不整脈を防ぐために
不整脈を防ぐには「お酒を控える」「睡眠をとる」「ストレス管理」「適度な運動」「塩分制限」「標準体重を維持」が大事だそうです。
(2026年5月24日(日)放送 CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』より)










