パンダから見る中国との外交の歴史
パンダを使った中国の外交の歴史見ていくと…
アメリカや、フランスともおこなっていますが、日本は1972年、カンカンとランランが来日しました。日中国交正常化を記念して、中国から友好の証としてプレゼントされたもの。しかし、1984年にプレゼントからレンタルへ変わりました。
これは、ワシントン条約でパンダの商業的な取引が禁止になって、あくまで研究目的という名目に、切り替わったからです。したがって、中国から日本に来る親のパンダも、日本で生まれた子供のパンダも、中国の所有物になりました。

中国情勢に詳しい拓殖大学・海外事情研究所 富坂聰教授は「2000年代から、政治色が強くなってきた」と話します。
日中関係が良好なときは、パンダの行き来もスムーズだった。ただ、緊迫してくると、来るべきパンダが来なかったり、早く返せと言われたり…











