コメ作りの安定化が課題の中、IT技術や最新AIを駆使して「持続可能な農業」を目指す元エンジニアの男性がいます。経験や勘に頼らないコメ作りとは。

三重県津市大里睦合町。平安時代からコメ作りを続けてきたこの集落で、先端技術を活用するのは、創業10年の農業法人「つじ農園」。

肥料や農薬を散布するドローンをいち早く導入し、10アールあたりの作業時間を4割近く削減することに成功。経験や勘に頼らない、いわゆる「スマート農業」を実践しています。

(つじ農園 代表取締役・辻󠄀󠄀武史さん)
「今の農業で本当に求められているのは、高い生産性。付加価値をどうやって高めていくか」