記録的な大雨により浸水被害が出た地下駐車場の復旧検討委員会が、中間報告を取りまとめました。
三重県四日市市の地下駐車場「くすの木パーキング」では、ことし9月記録的な大雨の影響で大量の雨水が流れ込み、274台の車が水没するなどの被害が出ました。


専門家らによる委員会が取りまとめた中間報告では、災害時に駐車場を閉鎖する基準がなかったことや、止水板の故障が放置されていたことなどを課題として指摘しました。その上で「計画閉鎖」を含めた閉鎖基準を設定することや、防災施設の維持管理について、運営事業者の役割分担を明確化することなどを提言しています。
委員会は、年内にも施設の復旧方法や防災業務計画の見直し方針について、最終報告をとりまとめるとしています。












