愛知県美浜町は、役場の職員に無理な要求や悪口を浴びせてきた60代の町民の男性に対し、400万円の損害賠償などを求めて提訴する議案を可決しました。

美浜町によりますと、町内に住む60代の男性は、6年前から役場の窓口や電話で、交付基準を満たさない補助金の申請や、文化的な価値がない所有物の文化財登録などを要求し、要求に応えないと「公務員として失格だ」などと悪口を浴びせてきたということです。

これらのカスタマーハラスメントは、今年度だけで書面で447件、電話は400件以上あったということです。

美浜町は11月11日の臨時議会で、男性に対して迷惑行為の差し止めと、対応した職員の給与相当額にあたる400万円の損害賠償を求めて提訴する議案を、全会一致で可決しました。










