投手~待ったなしの仲地と草加
投手では、仲地礼亜と草加勝である。2022年(令和4年)ドラフト1位の仲地礼亜と2023年(令和5年)同じくドラフト1位の草加勝である。大学投手のドラフト1位となれば、当然「即戦力」が期待されたのだが、残念ながら現実はそうなっていない。
仲地はルーキー年に2勝したものの、その後、勝ち星はない。それどころか1軍のマウンドで好投できていない。草加は、入団後に右ひじの違和感を訴えてトミー・ジョン手術を受けた。2025年ペナントレース最終戦で、プロ初登板初先発したものの打ち込まれて、敗戦投手となった。来季、この2人が先発ローテーションに加わることができるか否か、そのための秋である。
後輩の大卒ドラフト1位の金丸夢斗は、侍ジャパンのメンバーにも選ばれ、来季はローテーションの柱だろう。先日のドラフトで1位指名された中西聖輝投手も、大いに期待が高い。仲地も草加も“オフはない”覚悟で、腕を振ってもらいたい。










