将棋の藤井聡太七冠は、きのう、王座戦最終局で挑戦者の伊藤匠叡王に敗れ、「六冠」に後退しました。
3連覇を目指す藤井七冠が、同学年の伊藤匠叡王の挑戦を受けた王座戦五番勝負は、きのう、2勝2敗のタイで迎えた第5局が行われました。
午後8時半過ぎ、的確な差し回しで先手・伊藤叡王が97手で勝利し、初めての「王座」を獲得。「二冠」になりました。一方、藤井七冠は防衛ならず「六冠」に後退です。


(藤井聡太六冠)
「終盤戦で競り負けるような形になってしまったかなと思う。実力不足だったかなと感じる」
けさ、藤井六冠の地元・愛知県瀬戸市では「王座」の懸垂幕が外されました。


(街の人)
「若くて活力があるから、まだ挽回できると思う」
藤井六冠、次のタイトル戦は10月31日からの竜王戦第3局です。










