将棋の藤井聡太七冠(23)が勝てば3連覇、負ければ六冠に陥落となる王座戦五番勝負の最終局が、山梨県甲府市で始まりました。

3連覇を目指す藤井七冠が、同学年の伊藤匠叡王(23)の挑戦を受ける王座戦五番勝負は、ここまで2勝2敗のタイ。第5局の先手は振り駒で伊藤叡王に決まり、午前9時に始まりました。

勝った方がタイトルを獲得する大一番。藤井七冠の意気込みは。

(藤井聡太七冠)
「そのこと(最終局)を直接意識するのではなく、盤上にしっかり集中して、いい将棋が指せるよう全力を尽くしたい」

会場の常磐ホテルは去年、八冠を独占していた藤井七冠が伊藤叡王に敗れ、タイトルを初めて失った場所です。

注目の王座戦第5局は、今夜決着する見込みです。