前の町長が職員108人にハラスメントをしていた愛知県東郷町。初めて「ハラスメント防止条例」を可決です。
愛知県東郷町では、井俣憲治前町長が108人の職員に対し、「死ね」「殺すぞ」などと発言し、去年、辞職しています。この問題を受けて、東郷町で初めてとなる「ハラスメント防止条例案」が29日、本会議にかけられ、議員の全員賛成で可決されました。


(東郷町議会 水川淳議長)
「我々はすでに起こった地域として、ハラスメントをこれから絶対に起こさない。(ハラスメントの)払拭・撲滅を図っていかなければならない」
(東郷町 石橋直季町長)
「僕自身もいま町長という立場にいて、(前町長のように)問題を起こすかもしれない。二元代表の反対側からしっかりと監視の目を向けることに意義がある」
条例は来年1月に施行されます。


