購入価格を上回る価格でコメを転売したとして、岐阜県内の小売店と経営者ら2人が書類送検されました。
国民生活安定緊急措置法違反の疑いで書類送検されたのは、岐阜県本巣市の小売店と男性経営者ら2人です。

警察によりますと、2人は2025年6月から7月にかけて別のスーパーで購入した1袋10キロ入りの備蓄米2袋を、購入時より800円ほど高い4299円で転売した疑いがもたれています。


コメの価格高騰を抑えるため2025年6月、購入時より高い価格で転売することが、法律で禁止されました。
調べに対し経営者は容疑を認めた上で、「そんな法律は知らなかった」と供述しているということです。コメの転売容疑での摘発は全国で初めてとみられます。
