ことし5月、自衛隊の航空機が墜落して隊員2人が死亡した愛知県犬山市の入鹿池に14日一日限定で献花台が設置されました。

ことし5月、宮崎県の航空自衛隊・新田原基地所属のT4練習機が墜落して2人が死亡した入鹿池では安全祈願祭が執り行われ、入鹿池ボート組合や防衛省関係者、犬山市長ら20人が出席しました。

その後の調査で事故による環境汚染や健康への影響はないことが明らかとなり、入鹿池では10月1日から順次、貸しボートの営業が再開されます。

(入鹿池ボート組合 中村直人組合長)
「釣りをする人が心配していた入鹿池のワカサギに関しても、全く健康に被害を及ぼす値は出なかったので非常に安心している」

また、14日一日限定で設置された献花台には地元の人などが訪れ花を手向ける姿が見られました。

(地元の人は)
「(亡くなった2人は)私たちの息子と同じ世代だったので冥福を祈るという気持ちで来ました」
「以前のような静かな場所が戻ってくるといいなと思います」