将棋の藤井聡太七冠(23)が、勝てば6連覇を達成する王位戦第6局。2日目の対局が10日、東京の将棋会館で始まりました。

藤井七冠に永瀬拓矢九段(33)が挑戦する王位戦七番勝負。第6局2日目の対局は東京の将棋会館で永瀬九段の80手目の封じ手が開けられ、午前9時に始まりました。
本来、開催予定地は静岡県牧之原市でしたが、先週台風15号の影響で竜巻被害に見舞われたため、会場が変更されました。

先に4勝した方がタイトルを獲得する王位戦で、藤井七冠はここまで3勝2敗。第4局から2局連続で防衛が持ち越されています。

きょう勝てば6連覇を達成しますが、永瀬九段が勝つと3勝3敗のタイに戻りタイトル争いは最終局にもつれこみます。
天王山の第6局は、午後に決着する見込みです。
