午前9時ごろに、和歌山県に再上陸した台風15号は現在、紀伊半島の三重県南部を通過中とみられます。

風速15メートル以上の強風域が、東海三県の広い範囲にかかり、東海3県に最も近づいています。この後も東に進み、東海3県にはきょう夕方ごろまで最も接近した状態です。
ただ、雨は接近前から激しく降っていて、活発な雨雲が東海3県を通過中で、現在も愛知県岡崎市や新城市を中心に、活発な雨雲がかかり、各地で激しい雨を観測しています。


東海道新幹線は雨の影響により一時運転を見合わせていましたが、午前11時半に全線で運転再開しました。
雨の予想を見るとこの後、雨雲は東に進むため、東海3県の雨のピークはあと2,3時間と見られます。ただ、静岡県や関東方面で、雨のピークになると、再び新幹線などの交通機関に影響が出るおそれがあります。
また、広い範囲で洪水警報も出ています。あと数時間は、低い土地の浸水や、河川の増水・氾濫に、警戒が必要です。
