「誰もみない大きな墓石のお墓ばかりが残っても悲しい」


(訪れた夫婦)
「子どもや孫が、みんな東京に住んでいて。後のことを考えると、誰もみないお墓になるのが不安なので。平和公園のお墓を“墓じまい”して(合葬式墓地の)募集に応募して決めた。(合葬式墓地を)実は私たちも申し込んでいる。誰もみない大きな墓石のお墓ばかりが残っても悲しい」
ここ「みどりが丘公園」内の一般型の墓を返還する件数は年々増加傾向にあるといい、おととし返還した人の6割程度が合葬式墓地を新たに申し込んでいます。先祖を思う気持ちは変わらずとも、時代とともに墓のあり方は変化しています。