「ええよ、撮ったるよ」好きだからできる
最新の映像機器にも目がありません。これは手ブレをほぼ完全になくす超小型のカメラ。

(門脇篤さん(91))「これ(小型カメラ)に一本足を付けて、高い所から撮ると角度が違うので面白いかなと時々したり、逆に足元まで下ろして歩いたりね。難儀してやっと使えるようになってきた」

今でも自ら車を運転して、撮影に出かけます。
(門脇篤さん(91))
「好きだからできるのかな」
Q:これから何年ぐらい映像を作りたい?
「計画は立てられない。1か月~2か月先のことも『ええよ、撮ったるよ』って言った後、最後に『生きとったらな』と。それを必ず言います」

人々の営みや街の歴史を映像で未来へ引き継いでいく。門脇さんはカメラ片手に今日も街に出ます。