日本のトイレの歴史を知ることができる施設が、愛知県常滑市に、あすオープンします。

きょう報道関係者にお披露目された「トイレの文化館」は、やきものの歴史や文化を伝える愛知県常滑市のINAXライブミュージアムの中に新たにオープンするものです。

館内では木製の便器が使われていた時代から現代のトイレに至るまでの歩みを、約50点の展示物を通してたどることができるようになっています。

この中には当時の絵図から復元した江戸城で徳川家の将軍が使用したトイレや、華やかな装飾が施された明治時代の便器もあります。

また、58年前に発売された国産初の温水洗浄機能付き便器は、当時の軽乗用車1台分に相当する価格の高級品でした。

日本の技術と「おもてなし」の心で発展してきたトイレの進化について知ることができる「トイレの文化館」は、あすオープンです。