米の価格高騰が続く中、岐阜市の卸売業者に備蓄米が入荷しました。

(吉田翔記者)「備蓄米を積んだトレーラーが岐阜市の業者に到着しました」

岐阜市の米卸売業者「ギフライス」には午前8時半ごろ備蓄米約7トンが到着しました。この備蓄米は去年秋田県で収穫された「あきたこまち」をJA全農が落札しました。

ギフライスへの入荷はおとといから始まり、合わせて36トンが入荷する予定です。

(ギフライス 恩田喜弘 社長)「やっと備蓄米が入ってきた。当初の希望は600トンで出した。想像していた以上に令和6年産(2024年産)の米が品不足ということで、備蓄米の売却に関しては僕らは大変喜んでいる」

備蓄米は入荷量が少ないため在庫のあきたこまちとブレンドし、今月中にも岐阜県や愛知県のスーパーなどで販売するということです。