【2/22 オープン戦 中日ドラゴンズ 1-5 千葉ロッテマリーンズ Agreスタジアム北谷】

2025年シーズンのオープン戦初戦、井上一樹監督の指揮下での初陣となった一戦は、新戦力の躍動が見られたが、終盤に痛恨の逆転で監督初勝利はならなかった。

松葉、三浦の好投でゲームを引っ張る

先発の松葉は、2回を6人で抑える好投を見せた。1回にフォアボールでランナーを出すも、ダブルプレーで切り抜け、2回は3者凡退に抑えた。松葉は、「持っている球種をゲームで使った。今年は5完投を目指して頑張る」と意気込みを語った。

2番手で登板した、ソフトバンクから移籍の育成選手・三浦は3回から4イニングを無失点で抑え、支配下登録へのアピールとなる好投を見せた。

三浦投手(c)CBCテレビ

新外国人ボスラー マルチ安打

打線では、練習試合で結果を出している石川昂が4番で出場。2回、粘った末の8球目をライト前に運びオープン戦初安打。6番・細川が3塁線を破る2ベースヒットで1アウト2・3塁として、板山のセカンドゴロで中日が先制した。

石川昴選手(c)CBCテレビ

新外国人のボスラーも練習試合からの好調を継続、4回にセンター前に来日初安打を放ち、7回にもセンター前にヒット、マルチ安打を記録した。

終盤の失点で逆転を許す。井上監督初勝利逃す

8回、4番手で登板した藤嶋が、ロッテ・山口にセンターへのホームランを浴び、同点に追いつかれた。

9回は、守護神候補の清水が登板。しかし、2アウト満塁のピンチを迎え、山本に満塁ホームランを許してしまった。

井上監督の初陣は新戦力の活躍があったものの、黒星に終わった。