三重県紀宝町で幻のミカンと呼ばれる「市木(いちぎ)オレンジ」の収穫が最盛期を迎えています。
「市木(いちぎ)オレンジ」は夏ミカンと温州ミカンを交配させた柑橘で、果汁が多く、爽やかな風味が特徴で生産農家が少なく、あまり市場に出回らないため「幻のミカン」とも言われています。

2008年から生産を始めている紀宝町の石本果樹園では、一つ一つ丁寧に収穫する作業に追われています。


今年は秋に雨が多かったことから、サイズも大きく、甘くて良い出来になったということです。収穫は2月いっぱい続き、およそ2トンを地元の道の駅のほかインターネットを通じて全国に発送するということです。