3連休最終日の12日、「夏祭り」が開催されている名古屋城は、家族連れらで賑わっていました。名古屋城では臨時情報を受けて、アナウンスや張り紙などで石垣や古い建物から距離を取って観覧するよう呼びかけていて、当面の間この呼びかけを続けることにしています。


(県内からの観光客)
「近くで見られないのは嫌だけど、遠くからでも見られるので良かった」
(岐阜からの観光客)
「しっかり対策されているので安心した。地震が起きても大丈夫と感じた」
(岐阜からの観光客)
「残念だけど命には代えられないから仕方がない」


伊勢神宮周辺「例年より少ない」
一方この3連休で三重県を代表する観光地、伊勢神宮を訪れる客足は「例年より少ない」といいます。

(土産物店 10日)
「(客足)増えてきてほしいが、暑さと地震もあったので心配。ホテルもキャンセル出ていると聞いたので、(地震は)客足にも影響があると思う」

「暑さ」に加えて、臨時情報の発表で客足は伸びていないとみています。

そして岐阜県高山市。古い町並みには、家族連れや外国人など多くの観光客の姿がありました。
(高山をに訪れた子どもたち 10日)
「めちゃくちゃ楽しい」
子どもたちが夏休みを満喫する一方で、お父さんやお母さんは。
(埼玉から)
「行動制限するわけではなくて、その場で起きたらどうしたらいいか、考えるとのことで(来た)」
「スーパーで日持ちするものを買ってから旅行に臨んだ」
(和歌山から)
「家のこと気になるが、せっかく計画していた旅行なので。岐阜なら内陸なので、安全に過ごせるかなと思って」

「スタッフは日頃の訓練に従って…」
高山市は東海3県のほとんどが指定されている、南海トラフ巨大地震の「防災対策推進地域」には含まれていませんが、それでも最大震度6弱が予想されています。市内の老舗旅館ではキャンセルはなく、地震が起きた場合も、日頃の訓練に従って対応することにしています。


(飛騨高山 本陣平野屋 細谷和生さん)
「1月の能登半島地震で高山市内は震度5弱ぐらいの揺れ。(スタッフは)日頃の訓練に従い避難誘導できたので、それと同じように動けると思っている」
お出かけする皆さんは、臨時情報に気をつけながらのお盆休みの思い出作り…となっているようです。










