“いじめ重大事態”として扱って欲しい 学校に働きかけたが…
それまでは「心配をかけたくない」と、自身の身に起きていたことを母親に告げなかったAさん。しかし「別れたい」と相手に告げた翌日、男子生徒が自宅に押し掛けてきたことをきっかけに重い口を開いたという。
母親は「性被害に遭う前は笑顔が絶えない、何事にも積極的だった娘は、いつしか無表情で、無気力になっていた」と振り返った。
相手は同級生で、学校内で起きていること。両親は「いじめ重大事態」として扱って欲しいと学校へ働きかけたが「生徒間のトラブルではなく、男女間のトラブル」と、学校ではなく警察が主体的に調査すべきではないかと回答してきた。

藁にも縋る思いで警察に被害を訴えても「交際していたのだから、性行為は合意していたのでは?」「警察ではなく、学校側が主体的に対応すべきではないか?」と、回答してきたという。