かき氷店は…「本当に勘弁してください」
そして、「節電」を意識するのは家庭だけでなく…
【名古屋市・中区】
(かき氷店専門店 あんどりゅ。大須本店 藤野真実さん)
「来月から本格的に夏が来て、電気代の値上げっていわれると『本当に勘弁してください』という感じ」

こちらは名古屋・大須にあるかき氷店。
(かき氷店専門店 あんどりゅ。大須本店 藤野真実さん)
「冷凍庫の中身がほぼ氷なので、必然と(電気代が上がる)」
営業時間は基本的に午前11時半から午後5時半まで。10月末まで休みなし!これから、まさにかき入れ時です。当然、氷を冷やしておく冷凍庫はかかせません。


(かき氷店専門店 あんどりゅ。大須本店 藤野真実さん)
「原材料の値上げで去年一度値上げをしているので、これでまたちょっと値上げというのはしたくない。厳しいなという現実」

こちらのお店では、おととしまで一杯900円だったかき氷を去年1000円に値上げ。砂糖・果物・乳製品など材料費がUPしたためです。
その材料費は高騰を続け、去年に比べるといま約1.5倍に上がり、頭が痛い所。そこへきての光熱費UPは、泣きっ面に蜂!

店内のエアコンは、外の気温が26度以上になるまでは基本的にストップ!客の「つけてほしい」というリクエストがあれば、稼働させるというスタンスです。
(かき氷店専門店 あんどりゅ。大須本店 藤野真実さん)
「何から何まで値上げとなると、お客さまの財布のひもが固くなってしまう」

そして、この先、中部電力では電力使用が増える7月から9月の夏場、子どもや高齢者がいる家庭や新規契約した家庭については、申し込むと電気料金が10%割引となるキャンペーンを実施しているとのこと(5月31日まで)。

すこしでも「節約」できればいいのですが、依然として続く物価高。家庭内でもしばらくは「節約術」を駆使して乗り切っていくことになろうかと思います。
