名古屋市上下水道局は、災害などによる停電時でも下水や雨水を適切に処理するための訓練を行いました。

この訓練は下水や雨水を川に放流する水処理センターが、停電時でも適切に水を川に処理することを目的として行われました。

名古屋市港区の宝神水処理センターのポンプは、停電時でも非常用電源が作動し水が放流できますが、23日は非常用電源も作動しなくなったことを想定した訓練が行われ、職員12人が手作業で電源を入れポンプを作動させるまでの一連の流れなどを確認しました。

(名古屋上下水道局 南部水処理事務所 安田健一郎 所長)
「市民の皆さんの人名と財産を守るために、しっかりと訓練ができたと思う」

名古屋市上下水道局は定期的に訓練を続け、非常時や水害に備えたいと話しています。