福祉や介護の観点から能登半島地震の被災地を支援した鳥取県のDWAT第一陣が、5日、平井知事に現地での活動を報告しました。

社会福祉士や介護支援専門員など5人で編成された鳥取県のDWAT第一陣は、1月21日から26日まで派遣され、金沢市の1.5次避難所で避難者と向き合いました。

介護やケアが必要な人を見極め、2次避難所への移動や施設への入所を促すのが役割ですが、費用の負担を考えて、被災者にいきなり年金額を尋ねることも必要でした。

鳥取県DWAT第一陣 高垣智恵子さん(智頭町)
「すごく疲れていらっしゃるでしょうし、体ひとつで来られた方もたくさんいらっしゃいましたので、そういった方々にゆっくりと寄り添いたいとことではあったんですけど、次の避難先を探さなきゃくぃけないということで、非常に苦しい思いをしながら支援をしてまいりました。」

鳥取県DWATは現在も第四陣が被災地で活動中で2月下旬の第七陣まで派遣が決まっています。