鳥取県米子市内の小学校で提供された学校給食の味噌汁に「画びょう」が混入していたことが分かりました。食事中の児童が発見しましたが、けがなどはなかったということです。

米子市学校給食課によりますと、22日、市内の小学校で提供された「地域に感謝!ふるさとじまん具だくさん味噌汁」に、直径10ミリ、針長8ミリ程度の画びょうが混入していたということです。

給食の片付けの際に、児童1名が、食事中に味噌汁に画びょうを発見したと担任の教員に報告しました。児童にけがはありませんでした。

市が給食を製造した学校給食センターに確認しましたが、調理場では画びょうは使われておらず、異物混入の原因となるようなものは見つからなかったということです。

この給食センターではこの日、市内で提供されているおよそ3割にあたる約4000食が作られていましたが、他に同様の事案発生の報告はないということです。

市は、「安心で安全であるべき学校給食において、このような事案が発生したことは極めて遺憾」とし、検査体制の徹底や職員の意識向上など、再発防止に努めるとしています。