年末年始をふるさとで過ごす人たちの帰省ラッシュが始まり、28日、山陰各地の空港や駅などでは、混雑が続きました。
このうち、鳥取砂丘コナン空港では、28日の東京発の全便がほぼ満席。
到着ロビーでは、大きな荷物や土産を持って出てきた帰省客や出迎えた家族などで混雑しました。
帰省客「ご飯をみんなで食べるのが楽しみ」
帰省客「家族や子どもたちがいっぱい集まるのが楽しみです」
そして、この帰省に合わせ、チラシを配っていたのは県のハローワークなどのスタッフ。
県外に出ている学生らの県内就職などを呼び掛けました。
鳥取県立鳥取ハローワーク北村勇治所長「鳥取県の魅力を再確認していただき、働くということに興味を持った方がいらっしゃれば、我々をご利用いただきたいと思っての啓発活動です」
一方、鉄道でも、各地の駅では、列車がホームに到着するたびに帰省の家族連れなどで混雑しました。
帰省客「友達とかに会えるので楽しみです。今日もう友達と会って、コテージみたいなところに泊まります。」
JR西日本によりますと、山陰と岡山を結ぶ特急やくもの指定席の予約数は、12月28日から1月4日までの期間中、1万6500席となっていて、前の年の同じ時期と比べると、4割近く増えています。(12月11日時点)
新型コロナが5類に移行して初めて迎える年末年始。
帰省ラッシュは、29日にピークを迎え、都会に向かうUターンのピークは1月3日となる見込みです。