7日、中国地方の最高峰、鳥取県の国立公園大山で山岳救助事案が2件、相次いで発生しました。

まず、7日午前7時40分ごろから、友人と2人で大山登山をしていた、広島県尾道市に住む会社員の女性(33)が、正午ごろから、夏山登山道~行者登山道を経由して下山中、元谷避難小屋付近で石で足を滑らせて転倒、左足首をひねり、動けなくなりました。                                                    通りかかった登山者が、「女性が転んで足首を骨折したようだ」と119番通報をし、消防と警察が11人体制で救助に当たりました。女性は、骨折の疑いがあるということです。

救助された女性はこれまでに登山の経験は無く、今回の大山登山が登山初体験だったとのことです。

また、同じく7日午前10時ごろから、友人と2人で大山登山をしていた、大阪府大阪市城東区に住む会社員の男性(51)が、午後1時ごろから、夏山登山道~行者登山道を経由して元谷避難小屋付近まで下山していたところ、石につまずいて転倒、岩に前頭部をぶつけ、けがをしました。

男性は、先に発生した救助事案の対応中だった警察官に、頭から血を流した状態で近づいてきて「岩に頭をぶつけました」と言って、その場で救助を求めたということです。男性は前頭部に幅2センチほどのけがをしていました。

地元の琴浦大山警察署によりますと、大山では今年6月~9月に計13件の山岳救助事案が発生していて、このうちヘリが出動して救助に当たった回数は、8件に上っています。幸い命を落とした人はいませんでした。
7日の2件の事案が、10月に入って初めての山岳救助出動となりました。