集落の孤立、断水と台風7号で大きな被害が出た鳥取県鳥取市佐治町。不自由が続く住民の暮らしを少しでも手助けしようと、様々な支援の手が差し伸べられています。
佐治町の人達のために立ち上がったのは、鳥取市用瀬町赤十字奉仕団の人達12人。取り掛かったのは弁当作りです。
隣町の佐治町赤十字奉仕団は、毎週火曜に独り暮らしの人達に弁当を届ける活動を
続けていましたが、道路の寸断や断水が相次いだ台風の被害で、弁当作りは難しくなりました。そこで隣町の用瀬町奉仕団が立ち上がったのです。
鳥取市用瀬町赤十字奉仕団 入江真知子委員長
「やっぱりちゃんとした食事を食べて頂きたいというので。」
「水が出ないんで、できんと言うので、じゃあ用瀬が作りますと。」
「12人も集まって頂いたのでとっても楽にできました。」
メニューは鮭の塩焼き、卵焼き、野菜の煮浸し、酢の物、ナシのコンポート、暑さが続くので特に衛生や加熱に気をつけて50食を作り上げました。
孤立が解消されたとはいえ佐治町に通じる国道はまだ自由には通れず、山道に迂回して向かいます。
心を込めて作った弁当を手に佐治町奉仕団の人達が、独り暮らしの人達を尋ねました。ここ加瀬木地区ではまだ水が出ない家もあります。
「お弁当持ってきました。」
「ありがとうございます。」
弁当を受け取った住民
「本当にありがたいです。水は出ませんし、困っています。」
弁当の配達には、独り暮らしの人達の様子を確かめる見守りの意味もあり、隣町も巻き込んだ住民のつながりが被災者を支えています。















