鳥取県日吉津村出身の現代美術家、井田幸昌さんの展覧会が、22日、鳥取県米子市の米子市美術館で始まりました。
世界的にも高い評価を得ている井田さんの美術館での展覧会は国内初で、会場には最新作を含む65点が展示されています。
初公開作品の「Last Supper」は、ダ・ヴィンチの名画、「最後の晩餐」をモチーフに、AIが発達し、ロボットが人間に代わろうとする現代をアイロニーを込めて表現しています。
展覧会開催について井田さんは
「故郷の米子市美術館で展示ができることをとても光栄に思っておりますし、故郷への恩返しの一つになればいいかなと思っています」
と話していました。
井田幸昌展「パンタ・レイー世界が存在する限り」は、米子市美術館で8月27日までです。