20日梅雨明けとなったとみられる山陰地方。
夏を彩る鮮やかな花「凌霄花(ノウゼンカズラ)」が島根県江津市で見ごろとなっています。
江津市桜江町の「石州勝地半紙」をつくる「風の工房」では入り口門柱に伸びたツルからたくさんの花が咲き夏らしい風情となっています。

「ノウゼンカズラ」は中国原産で、平安時代に日本に伝わったと考えられていて、夏の季語にもなっています。「凌霄花」は「霄(そら)を凌ぐ花」という意味で、高いところに上る特徴からその名がついたということです。

花は鮮やかな橙色で美しく、古くから観賞用に公園などでよく植えられてきました。
「風の工房」の「ノウゼンカズラ」は7月いっぱいが見ごろとなりそうです。