島根県では8日朝、線状降水帯が発生するなど、断続的に雨が降り続いています。県が午後1時時点でまとめたところによりますと、土砂崩れなどによる道路の通行止めにより、県内4つの集落が孤立状態になっているということです。
島根県によりますと、孤立しているのは、いずれも出雲市内で、「日御崎」「鷺浦」「猪目」「塩津」の4集落(計416世帯911人)です。土砂崩れなどにより道路が通行止めになったことで孤立状態になっているということで、ライフラインの確保などは確認が取れているということです。
出雲市が午前11時にまとめたところによりますと、浸水や崩落などの家屋被害が計31件確認されているほか、冠水・側溝破損・倒木・崩落といった道路被害が計95件確認されています。
また、松江市でも床下浸水が2件、道路冠水など14件、倒木2件、法面崩壊7件が確認されています。