「毛利軍は穴を掘って城を落とす〇〇攻めを行ったと言われている。その方法は何攻めと言われているか?」

答えは「もぐら攻め」とのこと。
お城に詳しいメガネ姿の中学2年生の男の子。実はちょっとした有名人なんです。

お城博士ちゃん 栗原響大さん
「松江観光大使をやらせていただいています。お城博士ちゃんこと栗原響大です。(松江城は)黒い色と重厚感のあるフォルムが天守でいったら一番好きですね。」
お城博士ちゃんとして人気の栗原響大さんです。これまで全国300カ所以上の城めぐりを達成するほどの城マニアで博士級の分かりやすい説明が人気で多くのテレビ番組に出演しています。
お城博士ちゃん 栗原響大さん
「松江市は松江城だけでなく加賀城のような魅力的な山城もあるのでそうゆう所も含めて好きです。新しいお城よりも昔の時代なのにこんな造りがあったんだなと知る。数行けば行くほど面白いと思っています。」
この日、お城博士ちゃんがやってきたのは松江市島根町。戦国時代に毛利と尼子の戦いの舞台となった山城「加賀城址」です。

お城博士ちゃん 栗原響大さん
「(行く手が)折れ曲がっているところは狙われてしまいますね。曲がって速度が落ちて隙を見せたところを上から撃たれてしまう。中国地方は岩盤の山が多いので(石を)落とすだけでも威力になりそう。」
山城の知識を分かりやすく説明するお城博士ちゃん。そして、城攻めからおよそ40分かけ頂上に到着すると…
そこには海運の拠点として加賀の港を守ってきた風景が広がっていました。

参加者
「普通に山城上がると面白さが伝わらないからナビゲートしてくれる人がいると100倍楽しめる。」
「(これまでみた城は?)120城くらいです。テレビに出ている人たちととても良かったです。」
お城博士ちゃん 栗原響大さん
「お城を(イメージの)堅いものではなくて祭りとかで楽しんでいただけたら良いと思っているので武者の日のイベントがあるのは良いことだなと思っています。」