4月1日から改正道路交通法が施行され、自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務化されました。罰則がないことなどもあり、着用しないままの人の姿が目立ちますが、鳥取県鳥取市内のある場所で取材すると、ほぼ100%の人がヘルメットを着用していました。その理由とは…

ここは鳥取県鳥取市のとある場所。

4月1日に改正道路交通法によって自転車のヘルメット着用が努力義務化されてから初めての月曜を迎えた3日の朝、取材に訪れると…


この人も…

この人も…

取材した範囲では、自転車で出勤する人は全員ヘルメットを被っていました。着用率まさに100%です。

自転車のヘルメット着用が定着しているのは鳥取県庁周辺。

実は鳥取県では道路交通法の改正より前、2016年に、県の「支え愛交通安全条例」ができ、自転車のヘルメット着用を県民に呼びかけていることから、特に県職員は率先してヘルメットをかぶることにしていたのです。

ヘルメットを着用している人

「2年くらい前からしています」

「買物とかに行く時にかごの中に入れたままで行くので、盗まれたりしないかとそういう心配事はちょっとあるんですけど、まあ慣れじゃないですか」

「最初はちょっとあれでしたけど、慣れると全然、普通のことのようにやっています」

鳥取県では「自転車安全利用五則」としてヘルメット着用と併せて、車道が原則、夜間はライト点灯、飲酒運転禁止などを呼び掛けています。