島根県松江市では、子育て相談窓口のワンストップサービス化を図ろうと、県内初の「こども家庭センター」が発足します。

31日、松江市立病院の隣にある市の子育て支援センターを訪れると。

松江市子育て支援センター 峯彰子センター長
「談話ラウンジということで、お茶を飲むスペースだったんですけど、それを事務室の方に改修しまして」

松江市では新年度から、子育て支援センターと本庁舎にある家庭相談課を統合。「こども家庭センター」が発足します。

松江市子育て支援センター 峯彰子センター長
「相談窓口が一本化になりますので、市民の皆さんにとっても子育ての相談ということで分かりやすくなる」

児童福祉法改正で、2024年4月には各市区町村の努力義務になりますが、松江市では1年前倒して設置。

妊娠・出産、子育てから児童虐待、ヤングケアラ―支援などの担当部署が一本化されることで、市民も相談先が分かりやすくなるほか、情報連携により支援の迅速化と充実が期待されます。