島根県安来市で30日、河川災害復旧工事中に、現場作業員が誤って通信線を切断する事故が発生しました。NTTの固定電話36回線に影響が出ていて、30日中の復旧を目指しています。

島根県土木部河川課によりますと、通信線を切断する事故があったのは島根県安来市伯太町を流れる蛇喰川(じゃばみがわ)の河川上で、島根県が業者に発注した河川災害復旧工事中に、現場作業員が河川を横断する電話線を、バックホウと呼ばれる重機で、電話線があることに気づかずに切断しました。

これにより、市内の固定電話36回線(NTT)が使用不能となりました。

NTTが復旧作業をしていて、30日中の電話回線復旧を目指しています。

工事は、おととし夏に発生した河川災害を復旧するためのもので、5月31日に完了予定。

今回の事故について県の担当課は「気を付けて作業しているが、このような事態を招いてしまい住民の方々に大変申し訳なく思っている。お詫びとともに再発防止の徹底に努めてまいります」とコメントしています。