気温が高い日が続く山陰地方。鳥取県米子市の日野川では、アユの遡上がピークに。
そのアユ、意外な場所でも見つかりました。そして、アユを追った取材班、そこでさらにある生き物と遭遇しました。


米子市の日野川。この時期らしい光景が・・・。
アユの遡上です。

日野川水系漁業協同組合では、上流に放流するためのアユの捕獲を行っていますが、今年はすでに500キロの捕獲・放流をしています。
これほど多いのは10数年ぶりだということです。

日野川水系漁業協同組合 佐藤英夫 組合長
「豊かな川じゃないと育ちにくいと思う。カメラマンの方もたくさん来られるし、釣り人も今年度はたくさん釣れるぞという構えで、今から6月1日の解禁を楽しみにしているところ。」

アユ釣りは6月1日解禁です。

そして、意外なところにもアユがいました。

記者 清水栞太
「米子市の住宅街を流れるこちらの川なんですが、見てください。アユの群れが泳いでいます。」

米子市の中心市街地を流れる加茂川。
取材班が訪れると、かなりの数のアユが群れで泳いでいるのが確認できました。

ほとんどは10センチに満たない稚魚。
小さな体で懸命に泳いでいますが・・・

流れが急なのか流されていくアユもちらほら見られました。

しかし、なぜ街中の川にアユが?

加茂川・中海遊覧船 住田済三郎船頭
「やっぱ川の水がきれいになったいうことですよね。そういうことでアユも増えてきているんじゃないかと思いますね。」

こう話すのは、加茂川で遊覧船を営む住田さん。
20年前から川の清掃活動を地道に続けてきました。
加茂川でアユが見られるようになったのは3、4年前で、毎年その数が増えているといいます。

水質が良くなったことで2年前には・・・。

キャスター 丸山聡美
「先ほど姿が確認できたのですが・・・いました!グレーの排水管あたりいました!川の中央です。」

なんと姿を現したのは「サケ」。
これには地元の人たちも驚きでした。

アユの稚魚たちは、ここで藻などを食べて育った後、6月ごろに日野川のほうへ戻っていくということです。

加茂川・中海遊覧船 住田済三郎船頭
「最近ですわね、アユがどんどん加茂川にくるようになったっていうのはね。せっかく町のど真ん中に川が流れてますから、1つの町作りの一環にこの川が活かされればねいいじゃないかと思っております。」